藤商事は6日、2024年3月期第2四半期決算を発表。連結経営成績(累計)は、売上高182億9300万円(前年同期比プラス6.6%)、営業利益25億8300万円(同プラス1.6%)、経常利益29億5000万円(同マイナス3.0%)、四半期純利益24億700万円(同マイナス2.5%)。パチンコの販売台数は前年比で減少したものの、パチスロがそれをカバー。合計販売台数では前年を上回り、売上高は増加した。
パチンコ機では、新規タイトルとして「Pゴブリンスレイヤー」「スマパチ RAVE 覚聖ループ」「Pリング 呪いの7日間3」を市場投入。その他のシリーズ機などを継続販売し、販売台数は2万8880台(前年同期比マイナス24.4%)、売上高は107億4700万円(同マイナス29.1%)となった。一方、パチスロ機では「パチスロ 戦国†恋姫」のほか、前連結会計年度に発売した同社初のスマスロ「Lゴブリンスレイヤー」の本格導入を開始。累計販売台数は1万6904台(同プラス234.7%)、売上高は75億4600万円(同プラス276.8%)となった。また、第3四半期以降は主力タイトルである「スマスロ とある魔術の禁書目録」など複数の新機種の市場投入を予定している。
業績は計画通りに進捗しているとして2024年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、パチンコ機7万2500台、パチスロ機2万7500台の販売を計画し、売上高420億円、営業利益50億円、経常利益50億円、純利益35億円を見込む。