関西遊技機商業協同組合(関西遊商)は25日、滋賀県社会福祉協議会および京都府社会福祉協議会に計12台の車いすを寄贈した。
このうち、草津市の滋賀県立長寿社会福祉センターの玄関ロビーで開催された滋賀県社会福祉協議会への寄贈式典では、関西遊商の加藤誠一副理事長から同協議会の市川忠稔会長に目録が渡され、市川会長より感謝状が贈られた。挨拶に立った関西遊商の加藤副理事長は、「我々関西遊商が社会福祉貢献の一環として組合主催のチャリティゴルフにおける寄付金などをもとに、近畿2府4県の社会福祉協議会へ車イスを寄贈する事業も今年度で12回を数え、寄贈台数も480台に達しております。業界の状況はコロナ禍もあり、売上や店舗数も最盛期から半減するなど大変厳しい状況ですが、積極的な支援とCSRの精神に基づき、車イスの寄贈は社会福祉貢献の柱として継続していきたい」と述べた。
これに対し市川会長は、「当協議会では社会的に支援を必要とされる方々に温かい心と、必要な支援が届く仕組みを作ることが重要な使命と考えており、関西遊商の皆様方からは十数年にわたり、毎年継続して車イスを寄贈されているなど、豊かな地域づくりにご尽力いただいていることに心より感謝申し上げます」と謝意を述べた。