ユニバーサルエンターテインメントは14日、2023年12月期の連結決算を発表。売上高1789億9500万円(前期比プラス26.9%)、営業利益304億8000万円(同プラス152.2%)、経常利益380億8000万円(同プラス173.3%)、当期純利益284億3900万円(同プラス147.2%)と増収増益を達成した。
遊技機事業は、売上高809億8000万円(前期比プラス18.6%)、営業利益240億8200万円(同プラス21.5%)。パチスロ機では「アナザーゴッドハーデス‐解き放たれし槍撃ver.‐」「スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語f‐フォルテ‐」「スマスロバジリスク~甲賀忍法帖~絆2 天膳 BLACK EDITION」など計6機種を市場投入し、販売台数は14万499台(前期は13万3844台)。パチンコ機は6機種を販売し、販売台数は4万133台(前期は1万6204台)とこちらも前期を上回り、パチスロ・パチンコ機の総販売台数は18万632台(前期は15万48台)となった。
IR事業は売上高969億4700万円(前期比プラス35.1%)、営業利益143億6700万円(同プラス280.0%)、調整後EBITDAは過去最高となる299億8100万円(同プラス54.9%)を記録した。「オカダ・マニラ」の来訪者数は年間を通して増加傾向にあり、すべてのセグメントにおいて取扱高が増加。ゲーミング収益も大幅な増収を達成している。
2024年12月期通期の連結業績予想は、売上高2000億円(前期比プラス11.7%)、営業利益360億円(同プラス18.1%)、経常利益200億円(同マイナス47.5%)、当期純利益196億円(同プラスマイナス31.1%)を見込む。