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熊本県で第13回全国遊技業青年部交流会が開催

全国の青年部会員が一堂に会する「第13回全国遊技業青年部交流会」が14日、熊本県熊本市の熊本ホテルキャッスルで開催され、約80名が参加した。

冒頭、今回の交流会の幹事を務めた熊本県遊協青年部会の岩下昌功部会長は、「遊びの多様化であったり、新型コロナウイルスの蔓延など、様々な要因により今も店舗数の減少は進んでいる。このまま手をこまねいていても、メーカーや設備機器会社とともに共倒れしてしまう。ディスカッションではホールだけでなく、メーカーも含めて我々がどういった形で新規ユーザーを獲得していくか考える場にしたい。今回だけでなく今後も継続的に続けて、青年部らしいものにしていきたい」と挨拶。

続いて、登壇した熊本県遊協の藤井俊博理事長は、自身が青年部会長時代に熊本県で開催した青年部交流会を振り返り、「その時の遊技人口が1260万人で、今は809万人。この10年で約450万人のプレイヤーを失った。今回のテーマである若年層ファンの獲得は、今から非常に重大になってくる。皆さんから色々な知恵を集約して、より良い業界にしていきたい」と述べた。

第1部のパネルディスカッションでは、岩下部会長がコーディネーターとなり、パネリストとしてシークエンスのPOKKA吉田氏、学生遊技連盟の浪岡将史代表理事、パチンコ広告協議会の岡崎翼理事、全国青年部会の李晃明部会長が「若年層ファンの特性と獲得について」をテーマに議論した。第2部では青年部会員らはグループに分かれてディスカッションを行った後、グループ毎にまとめた意見を発表。「若者は誰かが誘って連れ打ちする機会がなければなかなか入り辛い」「若者に遊んでもらうには、射幸性ではなくゲーム性にシフトする必要がある」などの意見が述べられた。


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