千葉県成田市にて営業中のパチンコ店『P-PORT PREGO成田』が㈱カクタ(パールショップともえ)に事業承継されることが官報に公告されたのは先日2月28日のこと。同店は国道408号線沿いに店舗を構えており、イオンモール成田からもすぐの場所にある大型ホールだ。
周辺には「パールショップともえ」の既存店が点在しており、2キロほど南方に位置する『パールショップともえ成田969』は同グループにおける旗艦店の一つといえるだろう。加えて、そこから更に2キロほど南側には『パールショップともえ富里802』が営業しており、同グループが存在感を発揮してきた地域だ。
そんなドミナント展開エリアといえる場所で競合店を取得したのは今回が初めてではない。『パールショップともえ富里802』から少し離れたところで正栄プロジェクトが営業してきた『イーグルR富里店』について、㈱カクタが2021年末に事業承継したことを覚えている方もいることだろう。
こちらは一旦閉鎖されており、いずれは屋号変更オープンすることが予想されていたものの、その後に動きの無いまま現在に至っている。今回3月22日(金)に視察した際にも、建物はそのまま放置状態となっていた。
そんな中でこの度、『P-PORT PREGO成田』を取得したことにより、元『イーグルR富里店』案件について再オープンする可能性は更に低くなったように映る。
一方で、現在も営業を継続している『P-PORT PREGO成田』については立地環境もけっして悪くなさそう。こちらは「パールショップともえ」として再出発を図ることになるのかどうか。注目したい。