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兵庫青年部会が総会、新井部会長が再選

兵庫県遊技業組合連合会青年部会(兵遊青)は9日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸において第49回定時総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、新井稔史部会長が再選を果たした。

新井部会長は冒頭の挨拶で「依存症対策の推進をはじめ、広告宣伝の健全化に向けた取り組み、若年層ユーザーの取り込み、ホール内における防犯対策、不正防止対策、新紙幣への対応における諸設備への投資など課題は山積しているが、業界が幅広い年齢層のファンを獲得し、業界が目指す安心して遊べる身近で手軽な大衆娯楽としての基盤を確立していくため、我々青年部会は一致団結して柔軟な発想による英知を結集し、業界の健全化と発展に向けて努力を続けていかなければならない」と述べ、青年部会活動への協力を呼び掛けた。また、これまで2年に1度実施してきた社会貢献活動「はぁ~とふるふぁんどフェスタ」が今年で10回目の開催となり、一旦終了することを報告。来年以降は毎年開催の新しいイベントを予定しているとした。

来賓祝辞では、兵庫県警察本部生活安全課の堀本泰史保安課長が広告宣伝について「第三者の立場を装って遊技機の設定状況を示唆する誤った広告宣伝が出回っていることが懸念されている」と指摘。また、「SNSは誰でも閲覧できる便利なツールであると同時に18歳未満でも閲覧できる」としたうえで、少年の健全な育成を阻害し、著しく射幸心をそそる不適切な広告宣伝が広がることがないようガイドラインの趣旨を全ての関係者が理解して欲しいと呼び掛けた。

また、記念講演では大ヒット玩具「無限プチプチ」を開発した㈱ウサギの高橋晋平社長が「新しいアイデアの考え方と情報の集め方」をテーマに講演。その中で高橋社長は、「上手くいく企画を一発で考えようとすると何にも思いつかないもの。良いアイデアを見つけるためには、上手くいくかも知れないたくさんの選択肢を探して、その中から一番いいもの見つけてやってみること」と話した。


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