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スマート遊技機関連製品等の販売が好調、ダイコク電機の24年3月期決算は増収増益

ダイコク電機は15日、2024年3月期の連結決算を発表。売上高538億6100万円(前期比プラス69.2%)、営業利益120億100万円(同プラス198.6%)、経常利益121億200万円(同プラス184.1%)、当期純利益84億6400万円(同プラス189.1%)で、大幅な増収増益となった。

情報システム事業は、売上高494億1200万円(前期比プラス88.5%)、セグメント利益146億300万円(同プラス166.0%)。パチンコホール経営企業において、スマート遊技機導入による活発な設備投資需要が継続し、パチンコホール向け製品等の売上高は、スマート遊技機専用を含むカードユニット「VEGASIA」、情報公開端末「REVOLA」「BiGMO PREMIUM」の販売が好調に推移し、本年7月からの改刷対応需要により大幅に上回った。

アミューズメント事業は、売上高44億9900万円(前期比マイナス20.2%)、セグメント損失3億9000万円(前年同期はセグメント利益1億4000万円)となった。市場全体のパチンコ機販売台数が減少した影響もあり、遊技機向けの表示ユニット及び制御ユニット販売は前年同期を下回ったが、部品販売は前年同期を上回っている。

今後は、情報公開端末として5年ぶりの新製品となる「REVOLAⅡ」及び「DUALINA」が期初から好評を得ていることから、スマート遊技機導入によるファンへの訴求力向上を目的とした設備需要の活発化が見込まれるとし、2025年3月期の連結業績予想については、売上高550億円(前期比プラス2.1%)、営業利益124億円(同プラス3.3%)、経常利益125億円(同プラス3.3%)、当期純利益85億円(同プラス0.4%)とした。


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