静岡県を中心にパチンコホールを店舗展開するABC(本社・静岡市駿河区)はこのほど、経済産業省が定めるDX認定制度に基づきDX認定事業者として認定を取得したと発表した。
DX認定制度は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が定める「デジタルガバナンス・コード」の基本的事項に対応し、経営ビジョンの策定やDX戦略・体制の整備などDX推進の準備が整っている事業者を国が認定する制度。ABCでは、2024年度中期経営計画において、「DXの推進(情報技術・デジタル技術の活用による業務改革)」を掲げ、DX推進方針の「デジタル化による生産性向上」を推進し、社員の働きがいを高め、企業価値の向上と信頼感のある会社を目指している。
同社は、「今後も、業務プロセスの改善やデジタル化による効率化を推進し、データの分析活用や接客時間、より働きがいのある業務に振り向け、顧客価値創出や事業・収益性の向上につなげ、それをDX投資やデジタル化推進に結び付けることで更なる好循環を生み出していく」としている。
なお、全国の生活関連サービス業・娯楽業においては同認定の取得は9社目、静岡県内の同業種では初の取得となった。