九州地区遊技業組合連合会(九遊連)は6月27日、鹿児島市の城山ホテルにおいて定時総会を開催した。
松尾道彦会長は、「人件費、遊技機の高騰する中、厳しい経営状況が続いており、全国の組合員数は、ピーク時から3分の1となる6000店舗台まで減少した。私たちは業界を挙げて社会貢献を行い、依存対策等、正面から向き合い、九州地区は自己申告・家族申告がほぼ100%という状況になった。これからは、若年層含めてファン開拓に向けて、パチンコの魅力を発信していかなければならない」と述べ、遊びの力で社会を元気していこうと呼びかけた。
来賓挨拶では、全日遊連の阿部恭久理事長が登壇。業界は未だに厳しい情勢にあるとして、行政との連携はもとより、議員連盟の理解もあり、諸課題について一つひとつ取組んでいくと示した。また、6月24日に開催されたパチンコ ・ パチスロ産業に関わる13団体共催による合同祝賀会にふれると、パチンコ・パチスロのパーパス「遊びの力で、心を元気に。」が発信され、プロジェクトがスタートしたことを報告した。
議事においては、すべて原案通り承認。役員選任では、松尾会長を再選し、九州全遊協の総親和を確認した。