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SANKYO、2015年3月期第1四半期決算短信を発表 ~パチンコでセル販売が約7割占める

SANKYOは6日、2015年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。売上、利益ともに、前年の同四半期と比較して大幅に減少。営業利益は対前年同四半期増減率がマイナス99.9%の1900万円となり、なんとかぎりぎり黒字であったが、四半期純利益(損失)では10億500万円の赤字を出した。パチンコ販売実績では、リユースモデルを中心とするセル(ゲージ盤のみ)での販売が全体の約7割を占めていた。

連結経営成績(累計)は、売上高206億8800万円(対前年同四半期増減率マイナス67.4%)、営業利益1900万円(同マイナス99.9%)、経常利益3億7100万円(同マイナス98.2%)、四半期純損失10億500万円(前年同四半期は162億7700万円の四半期純利益)。6月27日開催の第49回定時株主総会の決議に基づく役員退職慰労金の打切り支給にともない、17億円の特別損失を計上した。

第1四半期におけるパチンコの販売台数は、「CRFモーレツ宇宙海賊」1万2900台など2万4438台。そのうちSANKYOブランドにジェイビーブランドを加えたリユースモデルを中心とするセル(ゲージ盤)販売が49.3%、ビスティブランドのセル販売が20.6%となり、パチンコ販売全体の69.9%がセル販売となっていた。パチスロの販売台数は、「パチスロ マクロスフロンティア2」2万7900台など2万7999台。直近に公表された通期業績予想の修正は発表されていない。

[8月20日・日刊遊技情報]

株式会社SANKYO

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