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日電協、保通協の試験規格変更により技術者会議を開催

保通協のパチスロ型式試験の試験規格一部変更を受け、日電協は9月2日、東京都台東区東上野の日電協事務局において加盟メーカーの開発担当者を集め技術者会議を開催し、新たな型式試験の変更内容を周知した。

日電協はすでに、8月28日付で組合員メーカーに「型式試験の運用の変更について」という文書を発出していたが、今回改めて会合を開いた。日工組と回胴式遊技機製造業者連絡会もまた、会合や文書を通じて変更内容の周知を図った。関係者への取材からわかった。

今回変更される部分は、実射試験における出玉率の下限値をクリアしているかを判別するための試験。これまでは、実際の遊技で想定される通り、ナビ発生時にはその指示内容の停止順で行なわれていたが、9月16日以降の試験では、押し順ナビを無視して最低の出玉率となる打ち方で試験を実施する。これにより、現行のATタイプとボーナスがメインではないARTタイプでは下限値をクリアできない可能性が高い。

発売が予告されている機種のいくつかには、公式な発表はまだでも、すでに発売を延期することが決定しているという情報が流通しているものがある。

[9月8日・日刊遊技情報]

日電協

GW-20140908-122703