マルハン(本社・京都、東京)の北日本カンパニーはこのほど、同社の子会社であるアンコールグループを通じて、8月29日にマゼラン・リゾーツ・アンド・トラストの発行済株式の90%を取得したと発表した。
マゼラン・リゾーツ・アンド・トラストは、世界の富裕層をターゲットに、インバウンドおよびアウトバウンドの両方で質の高い旅行企画とサービスを提供する旅行企画会社。株式取得後はマルハン・北日本カンパニーから役員も加わるが、現行の経営体制を維持した上で、両社の経営統合を進め、相互のシナジーが創出される体制を構築していく。
マルハン・北日本カンパニーは「マゼラン・リゾーツ・アンド・トラストが持つ人材、コネクション、アイデア、知見などのリソースを最大限に活用し、今回のM&Aが両社の事業拡大につながることを確信している」としている。