平和は11月8日、2025年3月期第2四半期の連結決算を発表。売上高717億9000万円(前年同期比プラス7.6%)、営業利益154億400万円(同プラス26.6%)、経常利益152億9200万円(同プラス33.6%)、中間純利益104億1500万円(同プラス40.1%)となった。
遊技機事業は売上高201億8400万円(前年同期比プラス18.4%)、営業利益53億1100万円(同プラス145.9%)。パチスロ機の販売台数は若干減少したものの、ラッキートリガー搭載機の販売が堅調に推移したパチンコ機の販売台数が増加。原価低減の取り組み等によりコストが減少したことにより、増収増益となった。販売台数はパチンコ機が2万3180台(前年同期比プラス6508台)、パチスロ機は2万3208台(同マイナス1310台)だった。
ゴルフ事業は売上高516億600万円(前年同期比プラス3.9%)、営業利益114億2100万円(同プラス0.4%)で増収増益。各種施策に一定の成果が見られ来場者数が堅調に推移したこと、需要を取り込んだ価格設定により顧客単価が上昇。前期に取得したゴルフ場が貢献した。また、成長戦略の柱である良質なゴルフ場の新規取得としては、「一志ゴルフ倶楽部」が本年10月よりPGMグループのゴルフ場として運営を開始している。
2025年3月期通期ではパチンコ6万3000台、パチスロ7万7000台の販売を計画。通期連結業績予想に変更はなく、売上高1582億円(前期比プラス16.0%)、営業利益300億円(同プラス28.0%)、経常利益292億円(同プラス28.4%)、当期純利益200億円(同プラス20.4%)を見込んでいる。