千葉県遊技業協同組合（千葉県遊協）は、千葉県ヤクルト販売（千葉ヤクルト）と共同で、児童養護施設や乳児院などで暮らす子どもたちに役立ててもらうため、千葉県児童福祉施設協議会へ１００万を寄付した。
千葉県遊協では地域貢献事業としてこれまで千葉ヤクルトと協賛した県内の福祉団体への福祉車両寄贈を行ってきたが、昨今、次世代を担う子どもを取り巻く環境が悪化していることから「何か役に立てることはないか」と千葉ヤクルトと協議を重ね、この度千葉県児童福祉施設協議会に寄付金を寄贈し活用してもらうこととなった。
寄付金は、組合員店舗がこの事業に賛同し、「福祉ヤクルトキャンペーン」期間中にヤクルト賞品を購入した売上の一部を福祉拠出金として千葉ヤクルトから拠出され、これに同組合からの拠出金を合算したもの。
１０月２８日に千葉県庁で贈呈式が行われ、星山聖達理事長は「県の未来を担う子どもの健やかな成長に役立ててほしい」と挨拶。目録を受け取った本間敏子会長は、「多くの方にご支援をいただき感謝している」と謝意を述べ、感謝状を手渡した。
なお、寄付金は県内７つの施設に届けられ、キャンプや小旅行、玩具類の購入などの費用にあてられるという。