ダイコク電機は11月14日、2025年3月期第2四半期決算を発表。それによると売上高344億6600万円(前年同期比プラス18.2%)、営業利益90億8600万円(同プラス15.0%)、経常利益91億3500万円(同プラス15.1%)、純利益62億1000万円(同プラス12.9%)となった。
情報システム事業におけるパチンコホール向け製品等の売上は、カードユニット「VEGASIA」の販売台数は前年同期を下回ったものの、引き続き堅調に販売が推移したことや、新紙幣流通に伴うカードユニットの改刷対応、情報公開端末の新製品「REVOLAⅡ」や「DUALINA」の販売台数が好調に推移したことにより、前年同期を大幅に上回った。また、サービスの売上は、主要なサービスが堅調に推移し、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回り、売上高325億2900万円(前年同期比プラス19.2%)、セグメント利益103億2000万円(同プラス15.1%)で増収増益となった。
アミューズメント事業は、スマートパチンコの導入が進んでいることにより、パチンコ向け制御ユニットの販売が前年同期を下回り、売上高18億4200万円(前年同期比マイナス2.5%)、セグメント損失200万円(前年同期はセグメント損失1億500万円)となった。
なお、2025年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、売上高550億円(前期比プラス2.1%)、営業利益124億円(同プラス3.3%)、経常利益125億円(同プラス3.3%)、純利益85億円(同プラス0.4%)を見込む。