大阪福祉防犯協会は11月14日、大阪市内の子ども食堂等に計210万円を寄贈した。
同協会では、設立目的の一つである社会貢献活動の一環として昨年度から地域ボランティアのみで地道に活動している子ども食堂・子どもの居場所に対して基金寄贈を行っており、今年度は港区(4カ所)、西淀川区(4カ所)、生野区(6カ所)の計14カ所の子ども食堂等に基金を寄贈した。
今回、寄贈を受けた子ども食堂関係者は、「小学生ばかりで入りたくても入れない中学生、高校生や大学生がいたので、私たち仲間6人では大変なこともあり、私たちのお手伝いをして貰うスタッフとして気楽に入れるようにした。今ではお兄ちゃん、お姉ちゃんスタッフの登録人数は40人にもなり、子どもたちのコミュニケーションの輪も広がり、子どもの笑顔にやりがいを感じる」と語った。
大阪福祉防犯協会は「最近では子ども食堂等は、マスコミなどに徐々に取り上げられて注目を集めている存在となってきている。これからも当協会では、地域のボランティアのみで地道に活動されている子ども食堂等の活動の一助となれるよう基金寄贈活動を推進していく」としている。