大阪府遊協が歳末防犯懇談会を開催、担当官がサイバーセキュリティ対策について講演

大阪府遊技業協同組合(大遊協)は12月2日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において歳末防犯懇談会ならびに12月定例理事会を開催した。

歳末防犯懇談会には、大阪府警本部より小林洋一生活安全部長、平山信幸保安課長、林秀行課長補佐が出席。年末年始の防犯意識の高揚に向け、小林部長が講話した。

小林部長は、大遊協の街頭犯罪防止活動や青パトの寄贈に敬意を表するとともに、「特殊詐欺撲滅に向けた諸対策の強化」「大阪重点犯罪(性犯罪、ひったくり、路上強盗等)に対する諸対策の強化」などについて協力を呼びかけた。また、パチンコ営業に関しては「遊技機の不正改造事犯の絶無」「各種ガイドラインに基づいた健全営業の推進」を要請した。

これを受け、平川容志理事長は未来っ子カーニバルをはじめとする福祉貢献活動や青パト寄贈などの地域防犯活動の継続実施を約束し、組合を挙げて取り組んでいるのめり込み防止対策として、自己・家族申告プログラムの導入、アドバイザー講習によるスキルアップなどの施策を強化していくことを約束。また、ガイドラインの趣旨を理解した上で、適切に運用していくと強調した。

定例理事会では、新規加入の件を承認したほか、総務委員会、機械対策委員会、青年部会が活動報告を行った。そのうち12月15日に開催する「第38回未来っ子カーニバル」については、35施設・1807名を招待し、ボランティア187名の協力規模となることが報告された。

その後、大阪府警察本部警務部高度情報推進局サイバーセキュリティ対策課管理官である鎌谷輝明警視が「昨今のサイバー空間における犯罪情勢と対策について」を演題にセミナーを行い、年々悪質巧妙化しているサイバー攻撃の手口とスマホ・パソコン使用時の注意点と対策などについて解説した。

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