九州遊商と回胴遊商九州・沖縄が合同で新年会を開催

九州遊技機商業協同組合（九州遊商）と回胴式遊技機商業協同組合（回胴遊商）の九州・沖縄支部は１６日、福岡市博多区のグランドハイアット福岡において新年会を開催。初の試みとなった合同新年会には九州全県より１６２名が参加した。

挨拶に立った九州遊商の國分寿人理事長は、「昨年はホール様の減少に歯止めがかからず、出荷台数もパチンコは８０万台を切った。それに伴って中古の流通量も約２割弱減っている。かなり厳しい状況が続いているが、今年度は多種多様な機械が市場に投入されるとのこと。市場が活性化して我々が扱う中古機も増えることを願っている」と期待を寄せた。

来賓挨拶では全日遊連の阿部恭久理事長が、「日本は災害が多い国であり、その中でパチンコ店の存在は大きいと考える。災害発生時にパチンコ店が地域の災害拠点となるよう、全日遊連としても災害協定の締結を進めているところ。街にパチンコ店があって良かったと言われる環境を作っていきたい」とした。続けて、本年７月の参議院選挙に自民党公認候補として出馬することを報告し、「街にパチンコ店があって良かったと言われるように変えていかねばならない。パチンコ店のイメージが昭和の時代から変わっていない。様々な形で我々の業界が社会貢献を行っているが、国民にはほとんど伝わっておらず、そういったことも含めて発信していくというために頑張っていきたい」と述べた。