SANKYOは2月4日、2025年3月期第3四半期の連結決算を発表。売上高1537億円(前年同期比マイナス9.9%)、営業利益624億4200万円(同マイナス4.3%)、経常利益631億8700万円(同マイナス4.1%)、四半期純利益455億800万円(同マイナス5.7%)で減収減益となった。
パチンコ機関連事業は、売上高802億1200万円(前年同期比マイナス38.2%)、営業利益337億5500万円(同マイナス40.5%)、販売台数16万7703台(同マイナス35.6%)。「P/eフィーバーからくりサーカス2」(2機種計2万4700台販売)や「P/eゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクトG」(2機種計2万8400台販売)などスマパチを積極的に市場投入したが、前年同期のヒット機種の反動もあり、前年実績を下回った。
一方、パチスロ機関連事業は売上高552億7500万円(同プラス138.5%)、営業利益325億9500万円(同プラス194.3%)、販売台数11万3645台(同プラス122.7%)。新規タイトル「Lパチスロ ダンベル何キロ持てる?」(2万500台販売)の販売好調に加えて、複数タイトルの増産もあり大幅伸長となった。
また、パチンコの主力機種やパチスロの増産機種を中心に販売単価が堅調に推移したことに加えて、補給機器関連事業において新紙幣への対応やスマート遊技機普及をきっかけに、ホールの設備更新需要が活発となったことから2025年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表。修正後の業績予想は、売上高1900億円(前回発表予想比プラス100億円)、営業利益710億円(同プラス100億円)、経常利益720億円(同プラス100億円)、純利益515億円(同プラス95億円)とした。なお、遊技機販売台数についてはパチンコ機22万3000台、パチスロ機は13万1000台を見込む。
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