余暇進が１月度理事会・部会を開催、ダイコク電機の片瀬氏が２０２４年の総括と今年の展望について講演

余暇環境整備推進協議会（余暇進）は１月２８日、東京都港区の貸会議室「ＡＰ虎ノ門」において令和７年１月度の理事会・部会を開催した。

約１５０名が参加した今回の部会では、ダイコク電機ＤＫ-ＳＩＳ室の片瀬宏之室長が「ＤＫ-ＳＩＳから見る２０２４年の総括と今年の展望」を演題に、ＤＫ-ＳＩＳのデータを用いた最新動向について講演。２０２４-２０２５年の年末年始営業の振り返りや、昨年１２月に導入開始となった新機種への遊技客の支持動向を紹介したほか、スマスロの普及によりパチスロ増台・パチンコ減台の傾向がある中で、成功している店舗の特徴についても言及した。

また、個別遊技機の稼動状況から遊技客に支持されるゲーム性のトレンドについても話があり、パチンコはラッキートリガー（ＬＴ）搭載のライトミドルが支持を集めており、２万円使用した際の大当り体験率や出玉性能が遊技客にとって魅力的な状況にあると分析。一方、パチスロでは遊技客視点による出玉バランスが優れている機種が支持を集めているとして遊技機選定のポイントをレクチャーした。

これら営業の現状について話した上で片瀬氏は、２０２５年には「ＬＴ３．０」と呼ばれる新ゲーム性の開発が進んでいることに言及し、「今後パチンコにおいても一部、パチスロのようなゲーム性を持った機種が可能となりパチンコのゲーム性の幅が大いに広がる。遊技機メーカーには出玉性能ばかりではなく、ゲームの展開を予想できる楽しい、面白い遊技機を是非開発されることを期待している」と述べ、パチスロだけでなくパチンコ営業にも注力し、ホール全体の成績向上を図るよう呼びかけた。