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メダル工業会、第25回通常総会を開催 ~20%削減の来期予算案を決議

遊技場メダル自動補給装置工業会(メダル工業会)は11月28日、東京都港区新橋の第一ホテル東京において、第25回通常総会を開催した。会員16社中14社が出席。第1号議案の第25期事業報告から第6号議案の役員改選まで、すべての議案が可決承認された。任期満了に伴う役員改選では、大泉政治氏の理事長続投が決まった。

続投を決めた大泉理事長は、「今期は、器具の販売個数前年比14%増と、好決算で終わることができた。会員皆様の努力に感謝する。ただ、良かったのは9月まで。これからがどうなるのかは不透明だ。パチスロの試験方法変更を受けて、来期予算を20%削減する。会員全員が結束し、この厳しい時期を乗り越えたい」と挨拶した。

2013年10月から2014年9月までの同期におけるメダル補給装置に関わる器具類の出荷個数は、前期比14.0%増(3万2087個増)となる26万1357個。このうち主な器具ごとの出荷数内訳は、補給器具(25φと30φ合算)9万7929個(対前期比1万5689個増)、回収器具2万2600個(同1万2444個減)、メダル貸機用シューター4万3600個(1万7840個増)。また、景気回復スピードの鈍化、遊技人口の減少、パチスロ型式試験変更による新機種販売の遅れなどにより、前期比マイナス20%の来期予算案が決議された。

総会終了後の懇親会には、日電協の里見治理事長、日遊協の庄司孝輝会長、回胴遊商の伊豆正則理事長、全商協の中村昌勇会長ら各業界団体のトップが来賓として出席した。

[2014年12月4日・日刊遊技情報]

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