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大遊協、歳末防犯懇談会・定例理事会を開催

大阪府遊技業協同組合(大遊協)は11日、大阪市天王寺区上本町のシェラトン都ホテル大阪において、歳末防犯懇談会および12月の定例理事会を開催した。来賓として、大阪府警察本部生活安全部保安課の宮崎光一保安課長、中尾太課長補佐、山下伸也係長が出席した。

歳末防犯懇談会の行政講話では宮崎保安課長が、「賞品の提供方法について一部誤った認識による不適切な賞品提供が行われていると聞く。遊技機の種別や遊技料金ごとに差異を設ける賞品提供の行為は、等価交換規制に違反するものであり、徹底的に排除しなければならない。いかなる賞品であっても賞品の提供方法については全国一律だ。誤った賞品提供の取り扱いをしているぱちんこ店があれば、直ちに是正するよう周知徹底をお願いする」と要請。

のめり込み問題については、「ぱちんこ営業はギャンブルではなく、適度な射幸心を満たすことができる手軽で身近な大衆娯楽。カジノ法案の行方を含めた上で、ぱちんこ営業にかかるのめり込み問題についてさらなる検討を加え、世間一般の人びとに対し大衆娯楽の在り方を示していただきたい。業界の健全化の良し悪しは、ぱちんこ店経営者が健全化にどれほど関心を持つか、また経営者の方針が現場で働く従業者に浸透しているかによって大きく左右されるものであり、今後の取り組みに期待を寄せる」と述べた。平川容志理事長は行政講話を受け、「今回のご指導を契機にさらに周知徹底を図りたい」と述べ、組合員に協力を求めた。

12月定例理事会は、定数70人中出席46人、委任状13人の計59人で成立。各委員会と青年部会からの活動報告が行われた。

青年部会からは、今月23日開催の「第28回未来っ子カーニバル」について、青年部全員による「妖怪ウォッチ」の「妖怪体操」を企画したことや昨年より18人多い394人のボランティア・組合員の協力を得て開催することが報告された。

[2014年12月24日・日刊遊技情報]

大阪府遊技業協同組合(大遊協)

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