×

東商流、通常総会を開催 ~「金賞品流通システムの改革改善は喫緊の課題」

東京都内のホールへ特殊景品として使用される金賞品を卸す業者組合の東京商業流通組合(東商流)は10月28日、東京都豊島区西池袋のホテルメトロポリタンにおいて、第24回通常総会を開催した。組合員総数148人中101人(委任状を含む)が出席した。第1号議案の2012年度「事業報告」から第4号議案の2013年度「予算並びに経費の賦課及び徴収方法決定」まで、すべての議案が可決承認された。

総会に先だって行われた行政講話では、警視庁生活安全部保安課の豊島一雄理事官が登壇し、恒常的な暴力団排除と再関与への防止対策の推進、犯罪抑止への積極的な取り組みの2点を要請。また、景品交換所における強盗事犯についても言及し、「年の暮れは強盗事犯が増加傾向にある。防犯設備の点検、従業員への指導を徹底し、万全を期していただきたい」と注意を促した。

総会後の懇親会では、欠席した髙橋雄豪理事長に代わり、金城弘副理事長が挨拶。挨拶のなかで金城氏は、「当組合では、都遊協参加のホール様が必要とする安全・安心で魅力ある賞品を確実に提供することが、我が組合に課せられた使命として全力で取り組んできた。2月に1グラム金賞品の流通価格を5500円に価格改定し、8月には市場の低価格賞品の要望に応えるため0.1グラムの金賞品を新規に導入した。また、金賞品流通システムの改革改善が喫緊の課題。本年度は、新たに経営委員会内にシステム改革専門部会を立ち上げ、集中的に協議検討を重ねるなど、改革改善の早期実現に向け真剣に取り組んでいる」と述べ、組合員の協力を求めた。

[11月1日・日刊遊技情報]

131101_tousyouryu01

131101_tosyouryu02