フィールズは6日、2014年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。遊技機事業において遊技機の販売台数が、前年同四半期と比較してパチンコ約6万3000台、パチスロ約7000台増加したことにより、大幅な増収増益となった。ただ決算短信では、「中長期的な成長戦略」としてIP(知的財産)の取得・創出とその価値の最大化に主軸をおく、「IPの育成・事業化」に取り組んでいることが強調されており、遊技機の販社としての事業戦略についての記述は、ほとんど見られなくなっている。
連結経営成績(累計)は、売上高363億8500万円(対前年同四半期増減率プラス25.0%)、営業利益21億7600万円(前年同四半期は営業損失18億5900万円)、経常利益21億4400万円(前年同四半期は経常損失17億3800万円)、四半期純利益14億3400万円(前年同四半期は純損失9億8000万円)。通期の業績予想の修正は行われていない。
決算説明会の配布資料によれば、同四半期における遊技機の販売台数は機種別に、パチンコでは「CRヱヴァンゲリヲン8」(ビスティ)7万2000台、「新世紀ぱちんこベルセルク」(オッケー)1万9000台など計11万台、パチスロでは「回胴黙示録カイジ3」(銀座)2万5000台、「デビルメイクライ4」(エンターライズ)2万4000台の計6万1000台。
[11月11日・日刊遊技情報]