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全商協、RSN支援室を初公開

全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)は13日、東京都台東区東上野の事務局において、業界紙(誌)との懇談会を開催し、日工組の協力のもとで8月3日に開設していた「リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)支援室」を初めて公開した。

この「支援室」では、沖縄にあるRSNの相談受付用の電話回線を共有し、エンドユーザーからの依存問題以外の苦情相談を6人のスタッフ(うち常駐2人)が受けることにより、RSNの負担を軽減し、相談対応を的確かつ円滑に行うことができることを目的に設置。「支援室」の相談員は沖縄のRSNにおいて実務研修を受けており、彼らのストレスケアについては当面、RSNの西村直之代表理事自らが行っていくという。全商協の中村昌勇会長が「支援室」立ち上げの経緯を記者らに対して直接説明。「RSNの10月の相談件数は228件で、そのうち1割を『支援室』が対応した。対応時間は平均15~30分程度」と、「支援室」の実績についても話した。

またこの席上で、地区遊商が実施するRSNについての啓蒙用ポケットティッシュ配布についての説明も行われた。各地区遊商による配布時期は、11月に関西遊商、12月に中国遊商、来年1月に四国遊商、2月に九州遊商、3月に北海道遊商、4月に東北遊商となっており、5月以降に東日本遊商と中部遊商が昨年度に引きつづいて配布を行う予定としている。

[2015年11月24日・日刊遊技情報]

全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)
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