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京遊協、寄付・助成金贈呈式と営業者・管理者等研修会を開催

京都府遊技業協同組合(京遊協)と、同組合が母体となる公益財団法人京遊連社会福祉基金は11月27日、京都市中京区堀川通二条城前のANAクラウンプラザホテル京都において、2015年寄付・助成金贈呈式と、営業者・管理者等研修会を開催した。組合員らおよそ200人が参加した。

冒頭の挨拶で京遊協と京遊連社会福祉基金両方の理事長を務める白川鐘一氏は、「我々にとって社会貢献活動は、企業の発展と社会への還元、そして業界の公共性をアピールする上で欠かすことのできない大切な活動。引きつづき皆様のご理解とご協力をお願いする」と述べた。また全日遊連が6月に定めた、新基準に該当しない遊技機の段階的な撤去を行う自主規制についても触れ、「業界として今できることは自主規制に取り組む姿勢を業界の内外に示すこと」だとし、取り組みの重要性を再認識するよう参加者らに呼びかけた。

第1部の寄付・助成金贈呈式では、京遊協が社会福祉法人与謝野町社会福祉協議会に対し通院移送サービス事業のための福祉車両を寄贈。つづいて京都府遊協青年部会が今年7月24日に開催したチャリティゴルフの収益金をもとに、4つの社会福祉団体へ計118万7073円を贈呈した。また京遊連社会福祉基金は、京都市および京都府下の社会福祉団体計17団体に対し計1002万円の寄付・助成を行った。

第2部の研修会では、作家でタレントの遥洋子氏が「接客に大切な『笑顔』と『社交性・社会性』」を演題に講演。つづいて京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の河野靖之室長補佐が「ぱちんこ営業について」と題した行政講話を行った。河野室長補佐は本年10月末までの行政処分の執行状況について、指示処分が前年比で増加したことを厳しく指摘。風営法をはじめ各種規制を改めて説明した。「既成事実化した内容をあたかも特権のように考えているようだが、そういった姿勢が昨今の厳しい環境を生んでしまったのではないか。今一度、真摯な対応をお願いしたい」と、襟を正すよう促した。

[2015年12月4日・日刊遊技情報]

京都府遊技業協同組合(京遊協)

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