ゲームカード・ジョイコホールディングスはこのほど、2014年3月期第2四半期の決算短信を発表した。主力製品である各台計数対応カードユニット「B∞LEX」および各台計数対応メダル貸機「B∞LEX MCα」の販売は堅調に推移したとしているものの、ホールのコスト意識の高まりと設備投資意欲の減退、さらには競合との価格競争により、売上と利益は対前年同四半期増減率では減収減益を余儀なくされた。
2014年3月期第2四半期の連結経営成績(累計)は、売上高173億2900万円(対前年同四半期増減率マイナス13.8%)、営業利益17億3900万円(同マイナス17.8%)、経常利益17億8300万円(同マイナス15.8%)、四半期純利益10億6000万円(同マイナス19.1%)。
同社では同期の取り組みとして研究開発への投資に注力。液晶パネルを拡大しメダルの真贋判定機能を追加した「B∞LEX」と、イオン濃度をアップするなど機能を拡張した「プラズマクラスターイオンユニット」の年度内リリースを予定する。また、事業領域の拡大につながる新商品・新サービスの開発をすすめている。通期連結業績予想の修正は発表されていない。
[11月19日・日刊遊技情報]