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正栄プロジェクト、『イーグルR‐1浅草店』内覧会を開催 ~インバウンド対策強化により訪日外国人の取り込みを狙う

正栄プロジェクト(本社・札幌市中央区)は14日、プレス関係者および業界関係者を招き、同社による東京都内初進出店舗となる『イーグルR‐1浅草店』の内覧会を実施した。

同店は今月17日の開業予定。遊技機の設置台数は、パチンコ532台、パチスロ293台の計825台。浅草六区再開発プロジェクトの一環として建設された「東京楽天地浅草ビル」の地下1階にオープンする。同店ではインバウンド対策を強化し、浅草を訪れる外国人観光客の取り込みを狙う。

同社代表取締役社長の美山正広氏が内覧会の冒頭で挨拶を行った。「浅草六区再生プロジェクトのお話をいただいて『浅草を再生する』という考えに共感して参加を決めてから、ついに今日という日を迎えることができた。この店舗が東京都の第1号店というのは、かなりハードルの高い挑戦だが、強い覚悟をもって出店した。全力で地域の皆様、また海外の皆様に、憩いの場所と愉しい時間を提供したい。この『浅草店』をスタートとして、年内に『太宰府店』をオープンさせて九州へ、そして2016年には沖縄、大阪へと進出する。現在の業界の状況を見る限り、今までと同じようなことを繰り返していては絶対に生き残ることができない。今後は新しい価値を積み上げ、多くの支持をいただけるよう取り組んでいく」と、意気込みを述べた。

つづいて挨拶を行った牧田一彦店長は、「自分たちが誇りを持って働ける素敵な場所を作っていただいた。店舗の目標は2点。まず、浅草に根づき、『浅草にイーグルがあってよかった』と言ってもらえる場所にすること。もう1点は、日本を訪れる外国人にパチンコを楽しんでもらい、パチンコをアニメやマンガと肩を並べるジャパンオリジナルな文化として発信することだ」と、店舗運営にあたっての目標を披露した。 

同店ではインバンド対応として、以下のような施策を実施する。まず各台に、英語、韓国語、中国語により遊技説明を記したファイルを常備する。また各言語に対応した従業員を配置する。店頭呼び込みでは、この3カ国語で記したコミュニケーションカードを使用する。さらに、近隣のホテルと連携し、宿泊する外国人にホールを観光地として紹介してもらう計画としている。内装には、入口に鳥居を設置し、トイレ前にのれんを掲げるなど、和のテイストを採り入れた。スタッフはオープン期間中、法被(ハッピ)を着用して接客にあたることを予定する。景品には、北海道をはじめ全国各地の名産品を揃えた。2016年中における外国人の来店客数に年間3000人と目標を設定した。

地上13階、地下2階の「東京楽天地浅草ビル」1階から4階にはは、地域情報の総合拠点として地方自治体や地方事業者に門戸を開いた商業施設「まるごとにっぽん」が同じ17日にオープン。テーマを「風土巡礼」としており、飲食店8店舗、物販37店舗など約50店が出店する。また高層階にはアールエヌティーホテルズが「リッチモンドホテル プレミア浅草インターナショナル」をオープンさせる予定だ。

[2015年12月16日・日刊遊技情報]

株式会社正栄プロジェクト

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