「第4回ぱちんこ情熱リーグ」の決勝大会が19日、東京都中野区中野の中野サンプラザにおいて開催された。エントリーした全国410ホールのなかから、覆面調査による一次予選と二次予選の審査を勝ち抜いた6ホールのスタッフが出場。約2000人の来場者を前にプレゼンテーションを行い、大阪府豊中市の『ベラジオ庄内店』(ベラジオグループ)が優勝を果たした。前回大会では同グループの『ベラジオ本店』が優勝しており、ベラジオグループによる連覇を達成した。
NPO法人ぱちんこ情熱リーグが主催する「ぱちんこ情熱リーグ」第4回大会のテーマは、「創造 未来は僕等の手の中」。決勝に進出したのは、全国5つのエリアより選出された、北海道・東北エリア代表『夢屋多賀城店』(宮城県多賀城市)、関東エリア代表『パーラー風羅巴 笹塚店』(東京都渋谷区)、東海・北信越エリア代表『ミカド稲沢店』(愛知県稲沢市)、関西エリア代表『シグマ清水丘店』(大阪市住吉区)、中四国・九州・沖縄エリア代表『ジャンボ防府店』(山口県防府市)と、各エリアでの予選2位のホールのなかでもっともスコアの高かった最終出場枠『ベラジオ庄内店』の6ホール。
1ホールあたり20分のプレゼンテーションで各ホールのスタッフは、店舗の紹介と、活動およびその成果をアピール。来場者は、「①自社に活かせそうな気付きや学びがあったか(実践)、②プレゼンテーションを通じて伝えたいメッセージは明確で、心に響いたか(感動)、③一丸となって取り組み、成長している姿がイメージできたか(成長)」の3点を評価基準として、優れたプレゼンテーションを行ったホールを選び、投票を行った。
優勝した『ベラジオ庄内店』のプレゼンテーションでは、ステージを「不易」と「流行」に二分。「不易」では、お客様志向、目的・目標の共有、権限委譲から成る「現場力」と、謙虚、支援、本気をキーワードとする基本姿勢を、また「流行」では、会員様獲得レース、地域活性化プロジェクト、沖縄フェアの取り組みを、各スタッフが大きな身振りを交えて説明。日々の業務におけるスタッフの“感動”が来場者にも伝播したことが、優勝の要因となったと思われた。
『ベラジオ庄内店』の香西哲店長は表彰式で、「ぼくのなかで“コミュニティ”がすごく大事。『ベラジオ』だけでなくパチンコ業界全体が“コミュニティ”としてひとつにならなければならない。自分だけじゃなくみんなで、新しい未来を築きたい」と述べ、自店、自社にとどまらない視野の広がりを示した。
また決勝大会では次回第5回大会の参加要項が発表された。第4回決勝大会の開催された19日より参加店舗のエントリー受付を開始。エントリーの締切は来年3月31日。決勝大会は、来年11月に大阪で予定されている。
[11月21日・日刊遊技情報]