PCSA、第14期第3回臨時社員総会・第55回経営勉強会を開催 ~金本代表理事「全国足並み揃え30玉営業へ」

パチンコチェーンストア協会(PCSA)は19日、東京都千代田区九段北のアルカディア市ケ谷において、第14期第3回臨時社員総会および第55回PCSA経営勉強会を開催した。

総会の冒頭で挨拶に立った金本朝樹代表理事は、「いかに遊技人口減少を食い止められるかが最大の課題。ホールが求める多種多様な機種は、今の検定基準では開発できないと聞いている。できるだけ早く大幅な改定を実現化し、安心安全に遊べる遊技機を開発してほしい」と述べ、検定基準改定による遊技機の多様性実現が必要との認識を示した。またホール営業では、「等価営業ではなく全国で足並みを揃え交換率30玉で営業できるような基盤を作っていくべき」と話した。対象機種リストの第1弾が公表された撤去・回収の問題については、「ホールへのサポートプランをメーカー団体と協議し実現させていく」との方針を示した。

審議報告では、1月26日に業界14団体が発出した「遊技産業における健全化推進に関する声明」に加え、パチンコを時間消費型娯楽という在り方に回帰させるというPCSAの声明を社員に対し改めて周知した。

経営勉強会では、日工組の渡辺圭市技術担当理事が「新しいぱちんこ遊技機はどのようなものか?」と題した講演を行った。渡辺氏は回収リストの第2弾について、2013年4月以降に検定を通った機種を対象に調査を行ったうえで3月中に発表する予定であると話した。「新しいぱちんこ遊技機」については、「ベース30を切らない、ヘソ4個賞球、一定の玉を弾けば図柄が回る(第1種以外の)パロットのようなゲーム性」などといったタイプの遊技機をメーカーは検討していると説明し、「2時間くらいで勝ち負けが決まるような、気軽に打てる遊技機」という開発の方向性を示した。

勉強会の第2部では、「新しいぱちんこ遊技機の活かし方」をテーマにパネルディスカッションを実施。エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表取締役をコーディネーターに、日工組の渡辺圭市技術担当理事と山口孝穂技術委員長、PCSAの大石明徳副代表理事と荒籾伸一理事らがパネラーとして参加。今後の遊技機について活発な意見交換が行われた。

[2016年2月29日・日刊遊技情報]

パチンコ・チェーンストア協会(PCSA)
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