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PCSA、第12期第2回臨時社員総会開催 ~「条件付きでECO遊技機に賛同」

パチンコ・チェーンストア協会(PCSA)は22日、東京都千代田区永田町の全国町村会館ホールにおいて、第12期第2回臨時社員総会および第46回PCSA経営勉強会を開催した。

社員総会の冒頭、挨拶に立った金本朝樹代表理事は、19日に開かれた「第4回ぱちんこ情熱リーグ」の決勝大会について触れて、「世の中には、こんなすばらしいパチンコ店があり、社員がいるのかと驚き、感動し、うれしく思った。とにかく熱くこの業界を盛り上げていこうという気持ちがひしひしと伝わってきた。その思いを絶やさず、PCSA、ホール5団体、さらには業界を、熱く活気づけていきたい」と所感を述べた。総会は委任状含む20人の社員の出席により成立。上程された第6号までの議案すべてが承認された。

第1号議案の、11月11日実施のホール5団体代表者会議についての報告では、全日遊連と日遊協が「みんなでパチンコホールへ、行こう!キャンペーン」を立案していること、日工組が求めているECO遊技機開発に対する同意についてホール5団体全体で対応したいとの提案があったこと、11月末日までに5団体が意見を全日遊連に持ち寄り日工組に提出する方針などが報告された。

つづく研究部会による報告では、人事問題、コスト問題、法律問題、不正対策、新遊技法、消費税見直し、ECO遊技機検討の、7つの研究部会がそれぞれの活動を報告。消費税見直し研究部会は、①貸玉料金の外税化に対応する設備状況、②貸玉料金の表示方法、③増税後の営業方法の3点を、消費増税への対応における“論点”として挙げ、「外税として貸玉料を上げたからといって業績向上には必ずしも繋がらない。外税化のために、巨額の設備投資をすることは間違い」とする研究の成果を発表。まず大衆娯楽としてパチンコをいかにたのしんでいただくのかという観点から、増税後の営業方法を検討していくことの必要性を報告。

ECO遊技機検討部会は、「PCSAとしては条件付でECO遊技機に賛同していく。セキュリティとコスト、この2つを条件として賛同の要件となる詳細を取りまとめる」として、PCSAの方針を報告した。

エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表取締役がチェアーマンを務めた経営勉強会は、「業界10~20年先を見据えたトークバトル」をテーマに、第1部「これからのパチンコホールの顧客拡大のための手法とは」、第2部「小規模パチンコホールも生き残れる道とその実例」の2部構成で円卓形式によって開催され、金本代表理事を含む6人のアテンダーが議論を交わした。

[11月29日・日刊遊技情報]

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