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日工組、「ちょいパチ」プロジェクトを発表

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日本遊技機工業組合(日工組)は20日、東京都中央区の三洋物産東京本社において「ちょいパチ」プロジェクトに関する記者会見を行った。

 

「ちょいパチ」は短時間遊技を望むユーザーや小額で楽しみたいユーザーをターゲットに、パチンコ未経験者や4円パチンコの新たな市場開拓を狙い、手軽で安心・安全に遊べる遊技機として日工組が提案しているもの。仕様は大当り確率40分の1以上、ヘソ賞球5個以上としている。形式名には全メーカー共通で、機種名の前に「ちょいパチ」という文言を入れ、後ろには大当り確率を表記することで統一。これにより「ちょいパチ」という言葉の浸透を狙う。

 

市場への導入は入替自粛期間明けとなる6月中旬から下旬を予定しており、第1弾機種では大当り確率が30分の1以上となる見込み。その後、7月中旬から下旬を予定する第2弾では、大当り確率が40分の1以上の機種が導入されるスケジュールとなっている。

 

「ちょいパチ」の市場導入に先立ち、告知活動の一環として29日、30日に千葉市美浜区の幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2016」において、日遊協が主催する「超パチンコ&パチスロ ファンフェスタ2016」ブースで、一般ファン向けに「ちょいパチ」の説明及び試打ブースを用意する。

 

記者会見では「ちょいパチ」の概要説明に続いて、日工組の金沢全求理事長が挨拶に立ち、「今のパチンコは射幸性の高い遊技機が非常に多く、お金の掛かる遊びと捉えられている。それでは初めての人には遊技して頂けない、いろんなメーカーの「ちょいパチ」をボックスや列で導入してもい、新たなファンの獲得を目指していきたい」と述べ、業界の再起をかけたプロジェクトをアピールした。

 

[2016年4月28日・日刊遊技情報]

 

日本遊技機工業組合(日工組)

 

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