コナミホールディングスは7月29日、2017年3月期第1四半期決算短信[国際会計基準](連結)を公表した。
第1四半期の経営成績(累計)は、売上高494億1700万円(対前年同四半期増減率マイナス3.5%)、営業利益90億8900万円(同プラス40.2%)、税引前利益84億1900万円(同プラス22.7%)、四半期利益58億2200万円(同プラス35.8%)。
同社はモバイル端末や通信インフラ環境の充実、さらにバーチャルリアリティ(VR)市場の成長などにより、拡大が期待されるエンタテインメント市場にあわせたゲームコンテンツを発売。特に主力のデジタルエンタテインメント事業においては、モバイルゲームの「実況パワフルプロ野球」が累計2500万ダウンロードを達成するなど大きな話題を集めた。その他のモバイルゲームも堅調に推移。家庭用ゲームでも4月に発売された「実況パワフルプロ野球2016」が好調に販売数を伸ばすなど、大きく売上に貢献した。この結果、同事業における当第1四半期連結累計期間での売上高は251億6200万円(対前年同期比プラス5.6%)、セグメント利益は86億6100万円(同プラス34.3%)と大幅な増益となった。なお直近に公表された業績予想からの修正は行われていない。
[2016年8月5日・日刊遊技情報]