全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)と東京都遊技業協同組合(都遊協)の共催で4月24日、東京都港区東新橋のヤクルトホールにおいて第1回「安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会」が開催された。
講習会には都遊協の組合員関係者など約500名が参加。パチンコ業界の依存問題への取り組みや依存問題の概論、安心パチンコ・パチスロアドバイザーの役割などについての講習が行われた。
講習会実施の趣旨について全日遊連の阿部恭久理事長は、「まず依存問題に関連した業界の厳しい現状を理解し、共有して頂きたい。また依存問題の解決と過度な依存状態にならない環境作りに向けては皆さんの地道な協力が不可欠。本日の講習会をキッカケとして、店舗での依存問題の対策強化に役立ててほしい」と語った。
パチンコ依存問題については、リカバリーサポート・ネットワークの西村直之代表理事が講義を担当。「パチンコは、本人にとっては質の良い暇つぶし、家族には許容できる範囲の習慣という位置付けにとどめ、問題を深刻にさせない措置を設けることと、生じた問題の解決支援が必要」と話した。
[2017年5月2日・日刊遊技情報]