SANKYOは12日、2017年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
2017年3月期通期の経営成績は、売上高814億5500万円(対前期増減率マイナス40.6%)、営業利益50億5900万円(同マイナス73.1%)、経常利益38億3200万円(同マイナス80.8%)、当期純利益17億7700万円(同マイナス83.0%)。大きな減収減益となった理由として、パチンコ・パチスロの販売が低調に推移したことに加えて、持分法適用関連会社であるフィールズが2017年3月期の個別決算において約135億円の当期純損失を計上。このことで同社の連結決算においても、持分法による投資損失22億1000万円を計上したことを挙げた。
当期の遊技機販売実績は、パチンコが11タイトルで17万2954台(前年同期比12.3万台減)、パチスロが6タイトルで3万2959台(前年同期比4.7万台減)。ビスティブランドを除く販売台数1万台以上のタイトルはパチンコの「CRFa‐nation」1万5500台、「CRFタイガーマスク3 ONLY ONE」1万5900台のみとなっている。
また2018年3月期はパチンコで14タイトル、パチスロで5タイトルを予定しており、販売予定台数はパチンコ22万5200台、パチスロを4万台。
なお、2018年3月期通期連結業績予想は売上高970億円(対前期比プラス19.1%)、営業利益81億円(同プラス60.1%)、経常利益87億円(同プラス127.0%)、当期純利益58億円(同プラス226.3%)としている。
[2017年5月22日・日刊遊技情報]