平和は12日、2017年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。
2017年3月期通期の経営成績は、売上高1862億1800万円(対前期増減率マイナス13.4%)、営業利益365億9900万円(同マイナス6.1%)、経常利益356億5500万円(同マイナス4.8%)、当期純利益270億5800万円(同マイナス3.9%)となった。減収減益の主な理由として、遊技機事業のパチンコ撤去問題のほか、年間を通じて市場販売台数が低調に推移したこと。またゴルフ事業が熊本地震や台風上陸などの影響で、プレー需要が不安定に推移したことを挙げた。
遊技機の販売台数はパチンコが19万2761台(前期比マイナス4万1855台)、パチスロが8万953台(同マイナス3万3044台)で、主要タイトルの販売実績は「CRガールズ&パンツァー」が3万1524台、「CR烈火の炎2」が2万3250台、「CRルパン三世 Lupin The End」が8万1357台、「CR戦国乙女 花」が1万8861台、「パチスロルパン三世 消されたルパン」が1万7460台、「パチスロ TVアニメーション 弱虫ペダル」が1万68台となった。
あわせて発表された2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高1752億円(対前期増減率マイナス5.9%)、営業利益321億円(同マイナス12.3%)、経常利益307億円(同マイナス13.9%)、当期純利益208億円(同マイナス23.1%)。
[2017年5月31日・日刊遊技情報]