経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の4月分確定値を15日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は、対前年同月比で37カ月連続の減少。ただし増減率はマイナス3.1%と、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。また設置台数はプラス0.3%と2カ月ぶりに前年同月比を上回るなど、徐々に回復の兆しが見える。
対個人サービスの趣味・娯楽関連では、「遊園地・テーマパーク」が入場者数、入場料金・施設利用料金収入が増加し、対前年同月比で6カ月連続のプラス。また「ゴルフ場」も利用者数、利用料金収入が増加し、3カ月ぶりに前年同月比でプラスに転じた。ともに屋外施設をメインとした業種ということもあり、春の穏やかな天候が続いたことが利用者増に繋がったようだ。それ以外の「パチンコホール」を除いた2業種は、前年同月比で「ゴルフ練習場」が9カ月連続、「ボウリング場」が10カ月連続のマイナスとなっている。
[2017年6月27日・日刊遊技情報]