全関東遊技業組合連合会(全関東遊連)は13日、茨城県つくば市のオークラフロンティアホテルつくばにおいて第29回通常総会を開催した。
総会では任期満了に伴う役員改選を行い、神遊協の伊坂重憲会長の再任が承認。冒頭で挨拶に立った伊坂会長は、警察庁から出された規則改正に伴うパブリックコメントの内容について、「当初の規則改正案はかなり厳しいものであったが、6月30日に全日遊連の阿部理事長、片山専務と一緒に『このままではホールが潰れる』という危機感から警察庁に要望を出しに行った。その甲斐があってかどうかは分からないが、11日に出されたものは全日遊連にかなり配慮したと思える内容となった。とは言っても、まだまだ厳しい内容であることに変わりはない。業界はより一層の努力をしなければならない」と語り、今後も全日遊連と連携を取りつつ、業界の諸問題の改善に取り組むとした。
また来賓として祝辞を述べた茨城県警の黒澤勝則参事官兼生活安全総務課長は、「RSNの周知、自己申告プログラムの導入促進、18歳未満の営業所立入禁止の徹底といった具体的な依存対策の実施」などについて要望した。
[2017年7月20日・日刊遊技情報]