警察庁は4日、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び
遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」を公布。それに
伴い7月11日から8月9日まで実施した、パブリックコメントの結果と警察庁の考
えをホームページで公表した。
遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則」を公布。それに
伴い7月11日から8月9日まで実施した、パブリックコメントの結果と警察庁の考
えをホームページで公表した。
寄せられた意見数は合計1万4838件で、内訳はパブリックコメント意見提出
フォーム1万1448件、電子メール186件、FAX600件、郵送2604件。
「昔ながらの健全な大衆娯楽となる」「規制内容が厳しく客離れが進むことが予想さ
れる」など賛否両方の意見が寄せられたが、警察庁は今回の出玉規制が「一定の効果
があるものと考える」との考え方を示し、当初案からの変更点は、規格にアレンジ
ボール、じやん球を追加するのみとした。
また経過措置については、新規則施行に伴う入替に膨大な費用負担が予想されるた
め、現行基準で検定・認定を受けた遊技機は各起算日から3年間は設置可能となっ
た。ただし、新規則施行後は施行規則第8条に抵触する経過措置の対象とならない遊
技機で著しく射幸心をそそるおそれのあるものを設置しての営業はできないとした。
[2017年9月6日・日刊遊技情報]