保安通信教会(保通協)は2017年8月の型式試験実施状況を1日付で公表し
た。
統計資料ではパチンコが結果書交付78件に対して適合24件、適合率は30.
8%と今年最低値を更新した。一方パチスロは結果書交付63件に対して適合26
件、適合率は41.3%と今年2番目に高い適合率となった。
パチンコの不適合事例では、「遊技機前面の構造物から香りを放出する機能」に対
して「香りの元となる材料は芳香性能が低下することから、耐久性を有しない装置で
あり、また、部品の材質が温度または湿度の変化により変質する性能」との指摘が
あった。
また8月の受理件数はパチンコが前月比3件増の79件、パチスロが同8件増の8
5件とともに増加。パチスロは3月以来となる80件超えとなった。
[2017年9月12日・日刊遊技情報]