ユニバーサルエンターテインメントは15日、ロイターなど一部の通信社が14日に報じた「ユニバーサル元会長、HDの代表復帰を宣言」という記事をHPで否定した。
記事では、岡田和生元会長が今年5月の代表解任後に長女の裕実氏と再び交流を持ち、そののち和解。裕実氏が岡田氏支持に回った結果、岡田氏と裕実氏の保有する株式を合わせて、ユニバーサルの筆頭株主でもある岡田ホールディングス(岡田HD)の株の過半数を確保することになると報じた。また今後については、岡田氏が岡田HDの代表や取締役に復帰のために、臨時株主総会の招集請求の手続きをすでに行ったと記載されていた。
しかしユニバーサル側が岡田HDの取締役などに確認したところ、岡田HDの議決権の過半数を獲得したという事実や代表や取締役に復帰した事実などはなく、有効な臨時株主総会招集の事実もないとし、報道を否定。
今後に関しても特別委員会が今年8月29日に提出した調査結果を真摯に受け止め、今後は具体的な再発防止策の策定を実行していくとした。
[2017年9月20日・日刊遊技情報]