全国遊技ビジネス振興会(全遊振)は21日、東京都台東区上野のホテルパークサイドで例会セミナーを開催した。
当日はGift Your Lifeの西出滋証券事業部部長とパチンコライターの大崎一万発の2名が講義。西出氏はファンドマネージャーの経験から資産運用手法を紹介した。また広告宣伝規制下での販促手法をテーマに講義を行った大崎氏は、例えばユーチューバーだと「集客力はあるが集まるお客さんが通常とは異なる」などの広告宣伝規制の実情を解説。お客に支持されるお店作りについては、「どこに行っても同じお店だと強者しか勝てない。アイデアや主張など、お店が自店のカラーを打ち出し、その先を考えた上で媒体やライターなどを煽り商材として使って頂ければ」と述べた。
またセミナーの中で顧問の三井慶満氏は「今後想定される設備投資などを考えると、優良店をまったく保有していない法人が厳しいのは事実。ただ店舗数が減少していくことで残ったホールの優位性はその分増す。一般の方にもパチンコが厳しい規制を受けたことが浸透しており、安全で遊べる産業へと転換するいい機会」と今後の業界に前向きな展望を語った。
[2017年9月28日・日刊遊技情報]