【グランドオープンレポート】キコーナ津守店（2019年12月27日・大阪府）

新店『キコーナ津守店』（大阪市西成区）が１２月２７日１１時にグランドオープンした。

設置台数は、パチンコ４７３台（４円１７３台、１円３００台）、パチスロ３０４台（２０円２２７台、５円６２台、２円１５台）の計７７７台。「パチギン津守店」からの屋号変更とともに、約半年かけて大幅改装を敢行。ツイン店舗をシングル店舗に、そして島を建て替え、総設置台数は５２０台から７７７台に増台している。

２０円パチスロ以外は各台計数機を導入済み。遊技機各台に灰皿はなく、セルフで灰皿を置いて喫煙するスタイル。店内には休憩室のほかに、喫煙ルームが１カ所設けられている。また、１００円・５００円硬貨が使える券売機を設置し、手軽に遊べる環境を提供している。

オープン当日の状況は、１４時過ぎの時点で客付き率は９０％強。その中でも特に２０円パチスロの盛り上がりは大きく、空台を見つけるのが大変な状況となっていた。４０６台収容の立体駐車場はかなり空きがあり、半数以上が自転車で来店していたようだ。

同店を運営するのは大阪市中央区に本社を置くアンダーツリーグループ。積極的なＭ＆Ａにより経営ホール数を大きく伸ばしているのは周知の通り。本年度だけでも「ヒメカングループ（２店舗）」「ＯＫ牧場グループ（６店舗）」「宝島グループ（２店舗）」「ドリーム取手店（１店舗）」と１１軒を新たに傘下に収めている。経営店舗数は１５０軒を超え、マルハン・ダイナムに次ぐ業界第３位となった。

最近の出店状況は、本年４月に『キコーナ海老名店』を、そして７月末には『グランキコーナ堺店』をともに新築物件としてグランドオープンさせた。特に後者は大阪府下で最大級となる１８１７の設置台数を誇る巨艦ホールとして注目を集めた。また、居抜き出店では「宇治大久保店」（京都）、「女化店」（茨城）、「石岡店」（茨城）、「取手店」（茨城）、「富田林店」（大阪）、「茅ヶ崎店」（神奈川）の６軒がお盆商戦に合わせて（屋号変更を含む）グランドオープンを果たした。