【グランドオープンレポート】デルパラ６あきる野店（2019年12月27日・東京都）

２０１９年１２月２７日、東京都あきる野市に新店『デルパラ６あきる野店』がグランドオープンした。

『パチンコプラザ玉光』の跡地での新築出店。店舗東側には多摩川が流れ、戸建てがならぶ住宅街のなかに位置する。店舗の外観は住宅街への配慮からか黒基調で建物の大きさ以外は目立たないようにしている。のぼりもなく、建物外観に「パチンコ」の文字すら見受けられない。また、出入口の外扉と内扉のスペースを広くとっていることもあり、遊技機の音はまったくと言っていいほど外へ漏れ出していない。

遊技機の総設置台数は１１７１台。その内訳は、パチンコ６６９台（４円３９０台、１円２７９台）、パチスロ５０２台（１０００円／４６枚４０４台、５円９８台）と、通常貸しパチスロの設置比率が最も高い。内装は外観と同様、シックな黒基調。店内は広々としていて天井も高く、まさに巨艦店という印象を持った。ワンフロア構成で一度に１５人ほどが利用可能な喫煙所が店内２カ所に設けられている。なお、グランドオープンから約２週間が経過した１月９日の稼働状況は、１３時半の時点で２５％程度だった。

同店を運営するウェック東京は鳥取県米子市に本社を置くホールチェーン。運営店舗は主に「デルパラ」の屋号を冠し、鳥取県８店舗、埼玉県３店舗、東京都３店舗、神奈川県１店舗の計１５店舗を運営。近年では積極的なＭ＆Ａを推進が目立ち、『キング南大沢』『チャレンジャー京王堀ノ内店』『グランドサンクチュアリあきる野店』を事業継承。特に西東京エリアをターゲットとしている様相がうかがえる。このうち、東京都八王子市の『キング南大沢』を『デルパラ南大沢店』に屋号変更したうえでのグランドオープンが予定されている（機構登録済み）。