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遊技環境を重視しパチンコを圧縮、リニューアルオープンの『マルハン池袋店』が盛況

マルハンは4月22日、本年1月末より改装休業に入っていた『マルハン池袋店』をリニューアルオープンした。同日には『マルハン八王子四谷店』、『マルハン平塚店』も改装オープンしており、後者の2店舗については別記事にて紹介している。

同時オープンした3店舗でコンセプトは似通っているのか、『マルハン池袋店』についても改装前と外装に大きな変化はなし。設置台数はパチンコ468台、パチスロ255台の723台で、改装前のパチンコ524台、パチスロ257台の781台からは58台の減台。一般的にリニューアル等で設置台数を増やす取り組みが多いだけに減台、特に現在好調なパチンコ側を圧縮してのオープンは珍しい。池袋駅周辺といえば総設置台数1529台の『楽園池袋店』が圧倒的な存在感を放っているだけに、詰め込み気味に思われた改装前の『マルハン池袋店』から環境の改善を図ったものと考えられる。

なお今回の改装で1階パチンコフロアの全台と、地下パチスロフロアの一部(9台)を除いて加熱式たばこプレイエリアを導入。各フロアには喫煙ブースも設置されている。これにより、池袋駅東口側の店舗で加熱式エリアを導入していないのは『楽園』と『PIA』の2店舗のみとなった。

オープン5日目となる26日(火)の16時頃に店を訪れると、1階の4円パチンココーナーの主力機はほぼ満席。しかしそれ以外は空席がそれなりに発生しており、客付きは6割強といった状態だった。とはいえ店舗周辺は空席状況の確認や、近隣の『やすだ』等にも出入りする客で混雑していた。

視察して気になったものはまず、1階にある通常の景品カウンターのほか、地下1階と2階にもそれぞれセルフカウンターが導入されている点だ。1フロアあたり200台強ながらそれぞれにカウンターを設置と、混雑対策としては過剰に映る。また改装前から台数は減ったが店内はまだまだ窮屈な部分も多い。また調査日は夏のような暑さだったこともあり、地下フロアに熱気がこもっていた点も残念ではあった。

『マルハン』周辺が盛り上がる一方で、『楽園』も平日の15時頃にも関わらず5割程度の客付きと相変わらずの大盛況。客数だけで見れば『マルハン』が全台埋まっても余る圧倒的な集客力を見せている。今回の『マルハン』側の大改装も『楽園』の牙城を崩せるようなものではないが、問題は『楽園』、『マルハン』以外の店舗だ。東口側だけで計10店舗と超過密地域だけに稼働の格差も凄まじい。今回の改装を機に振り落とされる店舗が出ないかは心配だ。


コメント:37件 コメントを書く

  1. パチンコなんてオワコンだろ?
    アルバイト等の人件費はお客が落としていかないと成り立たない商売なのに
    行けば店の養分なるだけじゃん

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  2. 本当に心配しているのか?

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