愛知県大府市でパチンコ新店『ＰＡＯ共和店』が出店予定、３月に閉鎖していた『三京会館共和店』の跡地へ

株式会社ニイミのホームページ

愛知県にてパチンコホールを運営してきた老舗企業「三京観光株式会社」が全４店舗を閉鎖したのは本年３月のこと。そして７月２５日に、その内の１店舗である『三京会館共和店』を株式会社ニイミが事業承継したことが官報に公告されていたものである。

同店は愛知県大府市の「ＪＲ共和駅」から少し離れた場所に店舗を構えており、パチンコ機３６０台・パチスロ機１７０台（合計５３０台）の中規模ホールであった。半径３キロ圏内には『コスモジャパン大府店』といった大型店を始めとして「有楽グループ」がドミナント展開しているなど、競争環境は比較的厳しめといえるか。

そんな中でこの度、同住所にて『ＰＡＯ共和店』が健全化推進機構のＨＰに登録されており、居抜き出店となる見込み。運営母体となる株式会社ニイミは愛知県を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は「中日ホール」や「ＰＡＯ」の屋号を冠しており計４店舗を営業中だ。

なお、先日８月３１日の営業を以って、同社最大規模を誇っていた『ＰＡＯ幸田店』（７１５台）を閉店したばかりでもある。事業構造の見直しを推進している様相がうかがえ、引き続き注目していきたい企業といえるだろう。