低貸専門店として生まれ変わったパチンコホール『ミュー浦和西店』は和気あいあいとした雰囲気で順調なスタートを切る、人気機種の品揃えも充実

「和幸」グループは埼玉県にてパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「ミュー」の屋号を冠しており計4店舗を営業中だ。かつては「ピノキオ」の屋号にて多数の店舗を営業してきたが、最盛期からはずいぶんスリム化を推進している。

そんな中で「ピノキオ」の屋号を冠す最後の店舗だったのが『Myピノキオ浦和西店』。同店は、国道17号と17号バイパスを結ぶ新六間道路沿いに位置しており、パチンコ機108台・パチスロ機182台(合計290台)の小規模ホールであった。

そして同店は先日、屋号を『ミュー浦和西店』へと変更した上で9月16日(金)にグランドオープンを果たしたばかり。合わせて、低貸専門店へと生まれ変わっていた。

9月22日(木)に視察すると、パチンコ機169台・パチスロ機123台(合計292台)となっていて、パチンコ機の比率を上げての大掛かりな変更を行っている。オープンから日が浅いこともあって、4割近い客付きを見せており、店内は活況を呈していた。

なお、内装はそれほど大きく手を加えていないのか、昔ながらのパチンコ店といった雰囲気だった。それでもパチンココーナーは全台に各台計数機が採用され、店内には喫煙ブースも設置。またホール内の約半分は加熱式たばこプレイエリアとなっており、フリーWi-Fiやスマホの充電器なども完備されているなど、遊技環境面は十分に良好と評せるだろう。

更に、数こそ少ないものの「エヴァ」や「Re:ゼロ」、「シンフォギア3」といった人気どころも設置され、パチスロにも6.5号機の最新機種が導入されている。大型店であっても低貸コーナーではなかなかお目にかかれないラインナップとなっていた点も強みの一つといえそうだ。

ちなみに店舗の隣では中規模のスーパーマーケットが営業していて、買い物ついでなどで遊技する地元客が主な客層だと思われる。店内ではスタッフもお客様も和気あいあいとした雰囲気で、勝ち負けよりも娯楽として遊技しているユーザーが多い印象だ。近年のホールではなかなか見られない光景となっていた。

小規模ホールが次々と閉店し、大型店への集約や出玉重視の遊技性へと変化が続いている中で、今後も長く業界を続けるには「時間消費型の娯楽」を体現するような店舗も残らなければならないし、是非とも残ってほしいところである。

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