愛知県大府市にて営業してきたパチンコホール『三京会館共和店』が閉店したのは本年3月のこと。老舗企業「三京観光株式会社」が閉鎖した4店舗のうちの1店舗であった。その後、ニイミグループ(本社・愛知県蒲郡市)が事業承継していたことは既報の通りだ。
そして、去る11月25日(金)に『PAO共和店』としてグランドオープンを果たした。ニイミグループにとって『PAO牧之原店』以来、実に10年振りの新店となる。
同店は愛知県大府市の「JR共和駅」から少し離れた県道50号線沿いに立地。半径3キロ圏内には『コスモジャパン大府店』といった大型店をはじめとして「有楽グループ」がドミナント展開するエリアとなっている。
グランドオープン当日の15時頃に視察すると、パチスロコーナーを中心にまずまずの盛況ぶり。ちなみに、4円パチンコ238台、1円パチンコ102台、20円パチスロ170台(計510台)という構成で、前店に比べパチンコが20台減台となっている。スマスロは3機種計5台の設置と控えめ。バラエティーコーナーの一画に設置されているため、少しわかりにくかった。
視察時に気になったのは店内装飾の少なさ。機種に用いられているコンテンツの世界観を表現したような装飾はもちろん、遊技台の周りにも機種名・スペック等を記載したPOP類は一切なし。台間の遊技説明書すら設置されていなかった。一方でメイン通路には床置きタイプのデジタルサイネージを多用し、各台にはシールにスマートフォンをあてれば機種情報や店舗情報が閲覧できる「A-TE-RU(アテル)」を設置するなど、店内販促はDX化を推進していると感じられたもの。
また当日は、県道に面した駐車場出入り口を入庫のみとするオペレーションにより、大きな渋滞は発生していなかった。このあたりは地域住民に迷惑をかけたくないという思いがあるのだろう。店舗ホームページには「準備中には近隣の皆様から暖かいお声を頂き」といった記載も見られ、これからも地域に密着した営業を行っていくと思われる。
ニイミグループでは本年8月末には同社最大規模を誇っていた『PAO幸田店』(愛知県額田郡、715台)を閉店している。『PAO牧之原店』(544台)に次いでグループ2番目の店舗規模となる同店が、同グループの主力店舗になっていくのは間違いないところ。今後の動向にも注目しておきたい。
頼むからパチンコ店ふやさないで欲しい。やらないし邪魔だから。
パチンコやらないのならなぜパチンコ関連覗くのですか?
だいぶ負けたんですね。