茨城県鹿嶋市にて営業中のパチンコホール『TOKO』が(株)HASUNUMAに事業承継されることが9月27日の官報に公告されている。
同店は「鹿島アントラーズクラブハウス」の近くに位置しており、パチンコ機480台・パチスロ機240台(合計720台)の大型ホールだ。
半径5キロ圏内には『D’stationWAKO鹿島店』や『D’station神栖店』などの競合ホールも点在しているエリアである。
そんな競争環境下にて『TOKO』を運営してきたのは(株)東興だ。同社では福島県の2店舗を含む計3軒のホールを営業してきたが、これにて茨城県の運営ホールは無くなることに。
一方で、『TOKO』を取得するHASUNUMAグループは群馬県に本拠を構えており、昨年7月には神奈川県の『三益球殿川崎塚越店』をグループ化。更に本年3月には千葉県の『山田スパジオ』を傘下に収めたばかり。
確実にその勢力を拡大中で、今回の事業承継により茨城県へも初進出を果たすこととなった。
なお、代表の蓮沼氏は「パチ界の破天荒ロビンマスク」という旧ツイッターアカウントでも知られた方で、コンサルから実際のホール経営まで行っているらしい。小規模ホールの閉鎖が相次ぐ中で、こうした姿勢をみせる企業が更に増えていくことを期待したい。
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購入企業 | 株式会社HASUNUMA |
公示日 | 2023年9月27日 |
購入店舗 | TOKO |
住所 | 茨城県鹿嶋市平井東4-2-45 |
備考 | ※ |