アミューズグループが東京都台東区のパチンコホール『ＢＩＧ　ＰＡＮＤＯＲＡ浅草店　本館』を事業承継、アメニティーズグループの旗艦店舗だった

神奈川県を中心とした関東圏にてパチンコホールを店舗展開する㈱悠煇（本社・東京都千代田区）が、吸収分割により東京都台東区の浅草にて営業中の『ＢＩＧ　ＰＡＮＤＯＲＡ浅草店　本館』を事業承継することが１１月１０日の官報に公告されている。

同店は東京を代表する観光名所「浅草寺」から程近い場所に位置しており、パチンコ機５１５台・パチスロ機３４０台（合計８５５台）の大規模ホールだった。近隣には、２０２２年４月にグランドオープンした『ジャラン浅草店』（８２７台）が存在しているエリアである。

『ＢＩＧ　ＰＡＮＤＯＲＡ浅草店　本館』はその台数規模からアメニティーズグループの旗艦店を称せる店舗。本年３月には近隣で営業していた『ＢＩＧ　ＰＡＮＤＯＲＡ浅草店　ライト館』と店舗統合するなど、競合店『ジャラン浅草店』との集客競争を繰り広げてきた。

なお、アメニティーズグループは東京都墨田区にて『ＰＡＮＤＯＲＡ錦糸町北口店』を経営していたが２０２１年３月に閉鎖。今回の『ＢＩＧ　ＰＡＮＤＯＲＡ浅草店　本館』の売却によりアメニティーズグループの東京都における運営店舗は『ＰＡＮＤＯＲＡ町田店』のみとなっている。

一方、『ＢＩＧ　ＰＡＮＤＯＲＡ浅草店　本館』を取得した㈱悠煇はアミューズグループのグループ企業。アミューズグループの近年のＭ＆Ａによる拡大路線は目を見張るものがあり、２０２２年９月に㈱デ・マッセを傘下に収めたことは記憶に新しいところだろう。これによりアミューズグループの経営店舗は計２６店舗となる。

いずれ屋号変更のうえオープンする可能性もあり、同店の動向には注目しておきたい。

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